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年末大掃除のコツをつかんで気持ちよく新年を迎えよう

大掃除アイキャッチ 12月の行事

日本人は綺麗好きとよく言われます。

これも個人差はありますが、掃除機は日常使用しますし、洗濯もほぼ毎日という方が多いと思います。

拭き掃除やほこり取りも手抜きせずにやる方多いです。

 

毎日こんなに綺麗にしているのにも関わらず、年末には大掃除をします

これはもう年末の風物詩ですが、今日は年末の大掃除についてお話してみようと思います。

 

年末の大掃除は、1年の終わりに家をきれいにし、新たな年を清々しい気持ちで迎えるための大切な行事です。

ただ、「何から始めればいいかわからない」「掃除する場所が多すぎて困る」と感じる人も多いのではないでしょうか?

この記事では、大掃除をスムーズに進めるためのスケジュールチェックリストを作る方法、そして効率的な掃除のコツを具体的にお話します。

さらに、日本で年末に大掃除を行う由来についても触れながら、キッチンや浴室、ガラス拭きといった場所別の掃除方法をご紹介したいと思います。

これを読めば、準備から実践までしっかりできること間違いなし・・・なはず。

まぁ、参考程度の気持ちでリラックスしてお読みください。

 

年末大掃除の由来と歴史

年末に大掃除を行う習慣には、日本の伝統文化が深く関わっています。

特にその起源として知られるのが「すす払い」という行事です。

「すす払い」は平安時代から行われていた神事で、寺院や神社の仏堂や本殿の煤(すす)を払い、新年を迎える準備をするものでした。

やがてこの風習が一般家庭にも広がり、年の終わりに家を掃除する習慣が定着しました。

今でも神社では「すす払い」を行い、しめ縄を新しくして新年を迎えます。

 

また、大掃除には単に家をきれいにするだけでなく、1年の間にたまった厄や穢れ(けがれ)を落とし、新しい年に良い運気を招くという意味もあります。

現代では「断捨離」や「整理整頓」が注目されていますが、その根底にはこうした伝統的な考え方が息づいているのです。

だからこそ、年末大掃除は単なる作業ではなく、新たな気持ちで年を迎えるための重要な儀式ともいえるでしょう。

 

年末大掃除はいつから始めるべきか

「年末大掃除はいつから始めればいいのか?」という疑問を抱く人は多いでしょう。

結論から言えば、12月の中旬から始めるのが理想です。

なぜなら、掃除に十分な時間を確保でき、余裕を持って年末を迎えられるからです。

一度に全てを終わらせようとすると体力的にも負担が大きく、途中で挫折することになりかねません。

そこでおすすめなのが、「計画的に少しずつ進める」方法です。

例えば、1日1〜2箇所を重点的に掃除するようスケジュールを立てると無理なく進められます。

また、冷え込みが本格化する前の12月初旬に窓や網戸といった屋外作業を済ませておくと、寒さに悩まされず効率的です。

一方、年末直前にはキッチンや浴室など、生活感が出やすい場所を仕上げることで、清潔な状態をキープしやすくなります。

ポイントは、全体の流れを把握し、優先順位をつけることです。

では、具体的なスケジュールの立て方をお話します。

 

大掃除のスケジュールとチェックリストの作成方法

効率的に大掃除を進めるには、スケジュールとチェックリストの活用が不可欠です。

実践的な手順を紹介します。

1. 全体の計画を立てる

最初に、掃除する場所をリストアップしましょう。

例えば、「キッチン」「リビング」「寝室」「浴室」「窓・網戸」「玄関」など、エリアごとに分けておくと整理しやすくなります。

それぞれの場所にかかる時間を予測し、スケジュールに組み込みます。

 

2. 優先順位をつける

掃除の優先順位を決めることで、効率的に作業を進められます。

例えば、汚れが目立つ場所や時間がかかる場所(換気扇や窓ガラスなど)を先に済ませ、比較的簡単な場所(床拭きや整理整頓など)を後回しにするとよいのではと思います。

 

3. チェックリストを作る

具体的な掃除項目を書き出し、一つずつ完了させることで達成感が得られます。

例として、以下のようなリストを参考にしてください

  • キッチン:換気扇の油汚れ、冷蔵庫の掃除、シンクの水垢取り
  • リビング:家具の裏の埃取り、カーテンの洗濯、床のワックスがけ
  • 浴室:カビ取り、鏡の水垢落とし、排水口の掃除
  • 窓・網戸:窓ガラスの拭き掃除、網戸の汚れ落とし
  • 玄関:靴箱の整理、玄関ドアの拭き掃除

 

4. 実行しながら調整する

スケジュール通りに進めることが理想ですが、思わぬ手間や新たな発見があることも。

柔軟に計画を調整しつつ、無理のないペースを保ちましょう。

 

キッチンの掃除方法

キッチンは年末大掃除の中でも重点的に行いたい場所の一つです。

特に油汚れや水垢がたまりやすく、日々の掃除では手が回らない箇所をしっかり掃除したいものです。

1. 換気扇の掃除

換気扇の油汚れは強力な洗剤を使わないと落ちにくいですが、事前準備で作業が楽になります。

大掃除換気扇

以下の手順を参考にしてください

  1. フィルターとファンを外す
    換気扇の部品は取り外せるものが多いので、説明書を確認し、無理なく取り外します。
  2. 洗剤につけ置きする
    大きなビニール袋にアルカリ性洗剤を入れ、部品をつけ置きします(30分~1時間)。
  3. ブラシで汚れを落とす
    つけ置き後、歯ブラシやスポンジでしつこい汚れをこすり落とします。その後、水でよくすすぎ、乾燥させてから元に戻します。

私は純正の粉せっけんをお湯に溶かしてつけ置き洗いをします。

手荒れもなく、抜群の油落ちですから、おススメです。

 

2. 冷蔵庫の掃除

冷蔵庫は食品の安全を保つためにも清潔にしておきたい場所です。

  • 中身を全部取り出す食品の賞味期限を確認し、不要なものを処分します。
  • 棚やトレイを洗う:取り外せるパーツは中性洗剤で洗い、よく乾かします。
  • 拭き掃除:内部をアルコールスプレーで拭き取り、清潔に保ちます。

コロナを体験していますから、アルコールスプレーを常備していることが多いと思います。

殺菌力が強いので、普段から冷蔵庫内のクリーニングに使うと良いですね。

 

3. シンクの水垢取り

シンクの水垢はクエン酸を使うと効果的です。

  1. クエン酸水をスプレーする
    クエン酸を水に溶かしたスプレーをシンク全体に噴霧します。
  2. ラップで覆う
    クエン酸水が乾燥しないよう、ラップで覆って30分ほど放置します。
  3. スポンジで磨く
    水で洗い流しながらスポンジでこすると、水垢がスッキリ取れます。

市販されているものでは、ティンクルがおススメ。

 

4. ガスコンロやIHの掃除

コンロ周りは焦げ付き汚れが多いため、重曹ペーストを活用しましょう。

  • 重曹ペーストを塗る:重曹を水で溶き、ペースト状にして焦げ付き部分に塗ります。
  • 30分放置:汚れを浮かせるために時間を置きます。
  • 拭き取る:スポンジや布でこすり、最後に水拭きで仕上げます。

 

ガラス拭きのコツ

窓ガラスは外の光を取り入れるためにも、年末大掃除でしっかりキレイにしておきたい場所です。

大掃除窓でも、適切な方法で掃除をしませんと拭き跡やムラが残り、かえって目立つこともあり、やっかいな場所でもあります。

適切な掃除用具を準備して、以下の手順を参考に、ピカピカに仕上げましょう。

 

1. 準備するもの

  • マイクロファイバークロス(2枚以上)
  • ガラスクリーナー(市販のものや自家製酢水スプレーでもOK)
  • スクイージー(ゴム刃付きの水切りワイパー)
  • 新聞紙(乾拭き用におすすめ)

 

2. ガラス拭きの基本手順

  1. ほこりや汚れを落とす
    まずは窓全体を乾いた布やハタキで軽く拭き、表面のほこりや汚れを取ります。これを省略すると、水分で汚れが広がりやすくなります。
  2. ガラスクリーナーを吹きかける
    ガラス全体に均一にスプレーします。自家製の場合、酢と水を1:3の割合で混ぜたスプレーが効果的です。
  3. クロスで拭き取る
    乾いたマイクロファイバークロスを使い、ガラスを内側と外側から交互に拭いていきます。縦方向(内側)と横方向(外側)で拭き分けると、拭き残しを見つけやすくなります。
  4. スクイージーで仕上げる
    上から下に向かって一気に水を切ります。動きはスムーズに、同じ方向で進めるのがポイントです。拭き終わった後は、スクイージーの刃を布で拭き取ってから次に進むと効率的です。

 

3. 窓枠やサッシの掃除も忘れずに!

ガラスだけでなく、窓枠やサッシにもほこりや汚れがたまりやすいので同時に掃除しておきましょう。

  • ブラシでほこりを取り除く
    細いブラシや古い歯ブラシでサッシにたまったほこりをかき出します。
  • 重曹水で拭き掃除
    重曹を溶かした水を布に含ませて拭くと、頑固な汚れも落とせます。

 

4. 雨の日を避け、曇りの日に行う

ガラス拭きは天候にも注意が必要です。

晴天の日は乾きが早すぎて拭き跡が残りやすいため、曇りの日を選ぶのがベストです。

雨の日は水滴がつきやすいので避けましょう。

 

網戸の掃除方法

網戸は汚れがたまりやすいのに掃除が後回しになりがちな場所です。

きれいにすることで風通しが良くなり、部屋の空気も新鮮になりますので、面倒でもやってしまいましょう。

以下の手順で簡単に網戸の掃除を終わらることができます。

1. 準備するもの

  • 柔らかいスポンジまたはブラシ
  • バケツ(中性洗剤を薄めた水を用意)
  • 網戸専用クリーナー(あると便利)
  • 雑巾または吸水性の高いクロス
  • 新聞紙またはシート(床を汚さないため)

 

2. 網戸掃除の基本手順

  1. 床を養生する
    掃除中に汚れが床に落ちないよう、網戸の下に新聞紙やシートを敷いておきます
  2. ほこりを取る
    乾いた状態の網戸を柔らかいブラシやハタキで軽くたたいて、ほこりやゴミを落とします。このステップで大きな汚れを先に取り除くのがポイントです。
  3. 洗剤で汚れを落とす
    バケツに水を入れ、中性洗剤を少量加えます。その液にスポンジを浸し、網戸の表面を優しく拭きます。縦方向に拭き上げると均一に汚れが取れます。
  4. 反対側から水拭きする
    汚れを洗剤で浮かせた後は、反対側から水を含ませたクロスで拭き取ります。網目に汚れが残らないよう、丁寧に行いましょう。
  5. 乾燥させる
    拭き終わったら、網戸をしっかり乾燥させます。風通しの良い場所に立てかけておくと早く乾きます。

 

3. 網戸を外して洗う場合

網戸が外せるタイプの場合は、ベランダや庭など広いスペースで作業するのがおすすめです。

ホースで水をかけながらブラシでこすれば、短時間で汚れを落とせます。

 

4. 便利グッズを活用しよう!

掃除を楽にするために、網戸専用のローラークリーナーやモップが便利です。これらを使えば外さずに掃除ができ、時間を節約できます。

浴室の掃除方法

大掃除風呂浴室は湿気が多いため、カビや水垢が発生しやすい場所です。

年末大掃除では普段手が届かない箇所もしっかりと清掃し、清潔で快適な空間を整えましょう。

 

 

1. 準備するもの

  • カビ取り剤(スプレータイプが便利)
  • クエン酸(またはクエン酸スプレー)
  • 重曹
  • スポンジやブラシ(硬さは用途に応じて使い分け)
  • ゴム手袋とマスク(清掃時の保護用)
  • 古い歯ブラシ(細かい部分の清掃用)

 

2. 浴室掃除の基本手順

  1. カビ取りからスタート 浴室で最も気になるのがカビです。特にゴムパッキンやタイルの目地に発生しやすいので、カビ取り剤を使用して徹底的に掃除します。
    • カビ取り剤をスプレー:カビが目立つ箇所に直接スプレーします。
    • 時間を置く:15~20分程度放置してカビを浮き上がらせます。
    • ブラシでこする:歯ブラシや小型ブラシでこすり、流水で洗い流します。
  2. 鏡の水垢を落とす 浴室の鏡は水垢がつきやすいので、クエン酸を活用して掃除しましょう。
    • クエン酸パック:クエン酸スプレーを鏡に吹きかけ、キッチンペーパーを貼り付けて30分放置します。
    • 磨き上げる:スポンジで軽く磨き、水で洗い流して仕上げます。
  3. 浴槽の掃除 浴槽の汚れは皮脂や石鹸カスが主な原因です。重曹を使えば簡単に落とせます。
    • 重曹を振りかける:浴槽の内側に重曹をまんべんなく振りかけます。
    • スポンジで磨く:濡れたスポンジで全体をこすり、水で洗い流します。
    • 排水口も忘れずに:排水口は汚れがたまりやすいので、歯ブラシでこすり、きれいに仕上げましょう。
  4. 天井と壁を拭く 天井や壁は見落とされがちですが、湿気のたまりやすい箇所です。カビ防止のためにも掃除しておきましょう。
    • スポンジモップを使用:天井はスポンジモップを使うと簡単に掃除できます。
    • カビ取り剤を使用:壁の目地にカビがある場合、カビ取り剤を吹きかけておきます。

 

3. 仕上げに換気を徹底する

掃除後は浴室内を十分に換気し、完全に乾燥させておくことが重要です。これにより、再びカビが発生するのを防ぎます。

さらにいうなら、こちらの防カビ燻煙材を使ってみましょう。

これは銀イオン除菌で壁をコーティングをしてくれるので、人体に影響のある化学薬品を使用していません

カビを落とした後に燻煙するだけで、カビを防いでくれます。

濡れたままの壁でも、子どものおもちゃがあっても大丈夫で、防カビ効果を発揮してくれます。

定期的にやっておきますと大掃除でのカビ取りがいりません。

というのも、発売当時から実際に使ってみて、カビ取りから解放されたので、自信をもっておススメできます。

勿論私の場合はということで、どのご家庭でもそうかという保証はできかねますが・・・

 

大掃除に役立つおすすめグッズと道具

大掃除を効率的に進めるには、便利なグッズや道具を活用するのがコツです。

ここでは掃除のプロも愛用する、使いやすいアイテムを紹介します。

 

1. 万能系掃除グッズ

  • 重曹とクエン酸
    自然由来の洗剤として、あらゆる掃除に活躍するアイテムです。

    • 重曹は油汚れや焦げ付き、浴槽の掃除に最適。
    • クエン酸は水垢や鏡の汚れをスッキリ落とします。
  • メラミンスポンジ(激落ちくんなど)
    水だけで汚れが落とせるので、手軽に使えます。キッチンのシンクや壁の汚れ取りに最適です。

2. 窓・網戸掃除専用グッズ

  • 網戸ローラークリーナー
    網戸を外さずに汚れを簡単に落とせる便利グッズです。ローラー部分で汚れをキャッチするので、手間が省けます。

  • スクイージー(水切りワイパー)
    窓ガラス掃除の仕上げに使えば、拭き跡やムラを防いでピカピカに仕上がります。

3. 浴室掃除専用グッズ

  • カビ取りスプレー
    ゴムパッキンや目地のカビを効果的に除去するアイテム。スプレーして放置するだけで楽に掃除ができます。
  • 防カビ燻煙剤
    大掃除の最後に使用すると、カビの発生を防ぐ効果があります。浴室全体をカビから守る頼れるアイテムです。

 

4. 便利な掃除用ツール

  • 伸縮式モップ
    天井や高い場所の掃除に便利な道具。軽量で持ちやすいものを選びましょう。
  • ハンディ掃除機
    家具の隙間や窓枠のほこりを手軽に吸い取れるので、大掃除の時短になります。
  • 使い捨てクロスやウェットシート
    汚れたらすぐに捨てられる使い捨てタイプの掃除クロスは、衛生的で便利です。

5. 整理整頓のためのグッズ

  • 収納ボックスや仕切りケース
    断捨離でスペースを確保したら、効率的に収納するためのボックスやケースが役立ちます。
  • ラベルシール
    中身を管理しやすくするために、収納箱にラベルを貼ると整理整頓が長続きします。

まとめ

年末大掃除は、1年分の汚れを落とし、新しい年を清々しい気持ちで迎えるための大切な行事です。

本記事では、計画的に大掃除を進めるためのスケジュール作成チェックリストの活用方法、そして場所別の具体的な掃除方法についてご紹介しました。

  • キッチンや浴室の汚れには、重曹やクエン酸を活用して効率的に清掃する。
  • ガラス拭きや網戸の掃除では、専用グッズを使ってムラなく仕上げる。
  • 大掃除を効率化するために、便利な掃除道具やグッズを積極的に活用する。

これらのポイントを押さえれば、大掃除の手間を減らしながらも、しっかりと家全体をピカピカに仕上げることができます。

また、年末大掃除はただの掃除ではなく、新たな気持ちで新年を迎えるための心のリセットでもあります。

しっかりと計画を立てて取り組み、充実した大掃除を成功させましょう!

 

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